「持続可能性と責任を確保しつつ進歩を加速(Supercharging Progress)する」という宣言には、責任と配慮のあるアプローチを採用し、説明責任と透明性を確保しながら、迅速で有意義な、長期にわたる持続可能成長を促進するというHCLTechのコミットメントが込められています。
HCLTechは、経済、社会、環境にプラスの影響を与えるために尽力しており、その成果を示したいと考えています。HCLTechのサステナビリティ・レポートは、そのような組織内外の取り組みを紹介するものです。社内では、業務の改善、環境への影響の低減、従業員のウェルビーイングの向上を実現するための革新的な方法を継続的に模索しています。社外では、バリューチェーン全体を通じて持続可能な慣行を推進し、コミュニティ、顧客、パートナー、ステークホルダーと協力しています。持続可能性と責任の文化を推進することで、HCLTechの取り組みを支援していただけるようステークホルダーの意識向上と意欲喚起に努めています。志を同じくする事業体と力を合わせ、私たちの影響力を高めながら、持続可能な未来という共通のビジョンに向かって責任を持って取り組んでいく所存です。
CEO兼マネージングディレクターからのメッセージ

C Vijayakumar
CEO兼マネージングディレクター
私たちの今年の行動は、「最高のテクノロジーと人材を組み合わせて進歩を加速(Supercharging progress)する」という私たちの目的を一貫して反映したものでした。歩みを進めながら、私たちは目的を達成し、テクノロジー部門における責任あるリーダーシップの模範を示していくことを約束します。私たちの取り組みはまだ始まったばかりですが、これまでの実績を糧にしながら、より明るく持続可能な未来のために努力を続けていきます。”
C Vijayakumar
持続可能な進歩が加速した一年
レポートのセクション
主要目標と実績
目標
地球
- 2040年までにネットゼロを達成
- 2030年までにスコープ1と2の絶対排出量を50%削減
- 2030年までに電力使用量の80%を再生可能エネルギーに転換
- 2025年までにすべての所有施設で埋立廃棄物ゼロを達成
実績
地球
- スコープ1と2の排出量を25%削減(基準年度FY20比)
- スコープ3の排出量を29%削減(基準年度FY20比)
- エネルギー消費量を26%削減(基準年度FY20比)
- 再生可能エネルギー消費量を6%増加(基準年度FY20比)
- CDPの気候変動情報開示格付け「A-」を取得
- 消費量の32倍の水を涵養
- 98%の自社ビルがグリーンビルディング評議会により「Platinum」に認定
実績
地球
- スコープ1と2の排出量を25%削減(基準年度FY20比)
- スコープ3の排出量を29%削減(基準年度FY20比)
- エネルギー消費量を26%削減(基準年度FY20比)
- 再生可能エネルギー消費量を6%増加(基準年度FY20比)
- CDPの気候変動情報開示格付け「A-」を取得
- 消費量の32倍の水を涵養
- 98%の自社ビルがグリーンビルディング評議会により「Platinum」に認定
目標
人材
- 従業員の持続可能性に関する知識とスキルを向上
- ジェンダー多様性を高め、2030年までに従業員の女性比率を40%に
- ジェンダー表象を高め、2030年までにシニアリーダーの女性比率を30%に
- 主要事業地域で優良雇用主に認定される
実績
人材
- サステナビリティスクールで1万5,700時間以上の従業員研修を実施
- 従業員の93%がスキルアップグレードプログラムを受講
- 25か国で優良雇用主に選出され、職場の公正さと公平性を評価される
- バリューポータル・イニシアチブにより7,800件以上のアイデアを実施し、顧客に14億の価値を提供
- 117件の特許を取得
実績
人材
- サステナビリティスクールで1万5,700時間以上の従業員研修を実施
- 従業員の93%がスキルアップグレードプログラムを受講
- 25か国で優良雇用主に選出され、職場の公正さと公平性を評価される
- バリューポータル・イニシアチブにより7,800件以上のアイデアを実施し、顧客に14億の価値を提供
- 117件の特許を取得
目標
ガバナンス
- 持続可能なサプライチェーンプロセスを強化
- リスク管理と内部監査プロセスに持続可能性を統合
- 情報セキュリティ慣行とデータプライバシー基準におけるリーダーとしての地位を確立
実績
ガバナンス
- MSCI、Sustainalytics、S&Pなどの主要なESG格付け機関からESGへの献身的なコミットメントを評価される
- 贈収賄防止マネジメントシステム(ABMS)においてISO 37001:2016認証を取得し、腐敗と贈収賄に対処
- 主力の持続可能性ソリューションであるNet-Zero Intelligent Operations(NIO)が、Industrial IOT Product of the Yearで「2023 IOT Evolution」を受賞
実績
ガバナンス
- MSCI、Sustainalytics、S&Pなどの主要なESG格付け機関からESGへの献身的なコミットメントを評価される
- 贈収賄防止マネジメントシステム(ABMS)においてISO 37001:2016認証を取得し、腐敗と贈収賄に対処
- 主力の持続可能性ソリューションであるNet-Zero Intelligent Operations(NIO)が、Industrial IOT Product of the Yearで「2023 IOT Evolution」を受賞